足底筋膜炎になぜ高機能インソールが有効なのか②
こんにちは!YOUです!今回は前回の話の続きということで足底筋膜炎になぜインソールが有効なのかというお話をしたいと思います。
足底筋膜炎にはインソールを入れるべし
前回の記事では僕の知識の範囲で原因を書きなぐったので、ぜひこれを見る前に見て欲しいです。
ちなみに簡単におさらいですが、足底筋膜炎とは、足の指の付け根からかかとまでの、足裏の筋膜に炎症が起きている状態です。
足底筋膜炎は、踵骨と足趾基節骨(そくしきせつこつ)をつないでいる筋膜が炎症によって痛む状態です。解決法は色々あると思いますが、個人的にはマメなストレッチとインソールが大事だと思います!
— YOU-スポーツ店の店員独立宣言 (@YOU41425026) 2019年3月23日
などツイートもしましたが、
個人的には、足底筋膜炎にはインソールが有効ではないかと思っております。なので本編では、高機能のインソールを入れることによるメリットをお話ししたいと思います。
前回の復習
前回、足のアライメントのお話はしました。その中でオーバープロネーションが足底筋膜炎の原因の一因なのでは??と書いてあります。オーバープローネーションとはかかと・くるぶし部分がひどく内側に倒れこんでいる状態をいいます。なので、適正な足裏のアーチの効果を得られず、体全体の歪みを引き起こしがちな状態です。
前回の引用ですが、
接地するときに衝撃というのは
足裏→踵骨→足首→膝→股関節→
のように伝わっていきます。
このとき、上から下までの骨が
一直線上にあれば、衝撃を各関節部が
和らげてくれます。
逆に力を伝えるときも
自分の力が一方向に集約しやすいので
パワーロスしにくいです。
だから姿勢が良いということは、
怪我のリスクを抑え
パフォーマンスを最大化してくれる
最大の鉾と最大の盾が一緒になった
状態だと言えます。
ということで、できる限り内側に倒れ過ぎない工夫が必要ですし、プローネーション対策は、怪我のリスクを抑え、ひいてはプレーの質の向上も見込めるはずなのでぜひ考えていただきたい部分になります。
で、ここで登場するのがインソールになります。ただ、そこらへんに売っているぺらぺらの中敷ではなく、運動用に作られているインソールになります。俗にいう高機能インソールってやつです。
高機能インソールの効果
これを入れることにより、まず、最大にして最高のメリット
「踵が安定します!!!!」
プロネーションだろうがスピネーションだろうが原因は踵の不安定感です。踵がブレるのが良くありません。これを高機能インソールは防ぎます。踵を覆うような形状になっており左右に倒れこむのを半強制的に抑えます。つまり、高機能インソールを入れることによりまずは簡単にプロネーションを防ぐことができてしまうのです。
ヒールカップ機能と言いまして、踵を包み込み、ブレなくするようにものです。これで、現状のクセづけができますね。入れ続けることによって、骨の安定感、周りの筋肉が安定してきますし、土台をしっかりさせるのにはかなり有効だと思います。
足底筋膜炎の改善のために、足を安定化させる。そのために、まずは足をブレないように固定する。そのために必要なのがインソールとなります。足を安定化できるメリットは守る方だけでなく、攻める方にもなる。
だからこそ、早い段階で本当はアスリートを目指す子供達には入れてあげたい。いつかそんな活動がしたいですね。
さて、効果はそれだけではありません。踵の安定以外にも3つほど効果がありまして、
①アーチサポート
②ヒールカップ部分と連動するプレート
③ヒールクッション
です。
アーチサポート
アーチサポートは土踏まずを自然な位置に押し上げてくれるものです。足底筋膜炎になりやすい人はもれなく足裏のアーチも下がっていることが多く、それが足裏を摩耗させる原因でもありますし、アーチが正しい位置にあると、衝撃を上手に吸収することとそれを反発力に上手に変えることができます。
だから、アーチが正しい位置、もっと細かくいうなら、
アーチが自分の中で一番正常で自然な位置
にあることが重要だと思います。それをサポートしてくれるのが、インソールのアーチサポート。ちょうどいい位置にアーチを持ち上げてくれるので先ほど言った効果を得られやすくなります。
ヒールカップと連動するプレート
そしてプレート。高機能インソールはちょっと硬い部分があります。アーチから踵までの部分です。ここを硬くすることにより、ヒールカップと相まって、接地時のブレを少なくする。
プレートが柔らかく、踵を抑えきれないと、加重が掛かったら体勢が崩れてしまって、意味を成さない可能性がありますよね。だからプレートを少し硬くすることにより、抑えこむのですね。
ただし、それだけでなく、硬いことによって、その後の蹴り出しの時の反発力を柔らかい時より多く使えるのです。50M走、砂浜とコンクリの上どっちがより早くゴールできますかね?
多分コンクリです。(多分ね笑)
それは、砂浜みたいに柔らかいところだと力が逃げやすいからです。うまく反発力を使えません。しかし、コンクリみたいに硬いところだと、力を逃さず、反発力を使えるので速く動けるのです。
その理論と同じで、プレートを硬くすることにより、とういうかプレート活用することによりより高度なパーフォマンスを実現できます。
ヒールクッション
最後にヒールクッションです。ヒールクッションは踵を守るためにプレートの踵部分だけ穴が空いていてクッション材が入っている状態です。これにより、最終的に全体重が乗る時が多い踵を守ります。
しかも、ヒールカップ・プレートにより、踵はホールド、反発をうまく使え、痛くなりやすい部分は優しくサポート。完全にパーフェクトな布陣になっております。
こんな感じで高機能インソールを入れるメリットは計り知れないです。
高機能インソールとは、競技スポーツや体の歪み補正のために入れるインソール。
— YOU-スポーツ店の店員独立宣言 (@YOU41425026) 2019年3月22日
入れると、足底部の安定感が増します。人間を家に例えると土台がしっかりするので、揺れなどにめっぽう強くなります。
足底部からくる障害って以外と多くて、足首、膝、腰、肩など関節がある部分はほとんど関わると言ってもいい。
— YOU-スポーツ店の店員独立宣言 (@YOU41425026) 2019年3月22日
土台(足底部)をしっかりさせるメリットは計り知れない。
で、まとめになりますが、踵を安定させることができる高機能インソールを入れることにより、プローネーション対策ができ、ひいては足底筋膜炎の解決になる可能性がある。
そこから、副次的に運動のパフォーマンスの向上も見込めるものなので絶対に運動する人は入れるべきだとおもいます。
日常の生活のクオリティを上げたい方にもおすすめです!
こんな感じでした。また、小ネタ雑学ありましたらどんどん投稿しますので、また見て頂けると幸いです。ありがとうございました。
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